穏やかになりたい
昔からノートを書く習慣があります。
以前書いていた自分が望む自分の姿は
「心穏やかに」
「いつも心がゆったり落ち着いている」
「ほんわか ゆったり リラックスしている」 というもの。
なぜ「穏やかに」なりたいのかというと、
・怒り、イライラして、人を非難したり攻撃的になっているときの自分は美しくないから
・自分自身が楽しくない。自分自身が苦しい。自分で自分が嫌になるから
・マイナス感情を持っていると とても疲れるから です。
そして、何のために穏やかになりたいのか?と考えてみました。
この人生、「楽しい、嬉しい、幸せ」と感じるご機嫌な自分の状態で出来るだけ多くの時間を過ごしたいからです。
ところが子どもを産み、子どもが成長するにつれ、望む姿とは真逆の「イライラ ママ」になってしまい・・・
特に小さな子どもには大人の理屈は通じず、本能のままの「マイルール」がある模様。
「地雷」のように、どこに機嫌を損ねる原因が潜んでいるか分かりませんからね(苦笑)
イヤイヤ期の子ども相手に、振り回されることも多いです。
悩んだ挙句、「アンガーマネジメント」という考え方を知り、本を購入したこともあります。
怒りを自分でコントロールすることが「アンガーマネジメント」。
怒りってなんだろう?ということから始まり、
怒りたいときは、まず「6秒ルール」などの考え方があります。
感情のピークは長くて6秒。
アタマにきたとき、だんだんと怒りが強くなるけれど、ずっと強さが増え続けるわけではなく、怒りの感情のピークは6秒と言われています。
イラッとしたときは、まず1,2,3,4,5,6・・・と心の中で数えて6秒待つことをルールにすると怒りの爆発を沈められる、というのが「6秒ルール」。
そして、
・深呼吸
・自分の気持ちを伝えるようにする
などは、自分で心がけるようになり役に立っています。
では、これで怒りをコントロールできるようになったのか?というと
答えは「NO!」
参考になる考え方は色々あるのですが、子どもとの生活は日々修行。
未だに怒りをコントロールするまでには至っておりません。(笑)
子どもにもアンガーマネジメントを
ただ、せっかくなら将来子どもが同じように悩んだときに解決の手助けになれば・・・と考え、「子どものアンガーマネジメント」の本を購入しておりました。(用意周到な母です)
さりげなく子どもの本棚に並べておいたら、先日、小学2年生の長女がこの本を読んでいました!
何やら熱心に書いているもよう・・・
後で見てみたら色とりどりのカラーペンの跡が!
小学生でも何か考えるところがあるのでしょうね。
子どもの内から「怒り」というものへの対応方法を知って、将来自分自身で対処できる人間になって欲しい、というのが母の願いです。
心を穏やかに保つことは平均台の上を歩いているようなもの
ただ、最近思うようになったのは
「心を穏やかに保つことは平均台の上を歩いているようなもの」
なのではないかと。
平均台の上をバランスを取ってうまく歩けているとき(=心が安定して穏やかな時)は
「おっ!いい感じ。私すごいじゃない!」と自分に自信が持てるのですが、
すぐに、外部からの力(子どもがぐずる、思い通りにいかないことがある等)によって心が乱され、平均台の上でバランスを取れなくなり、心がグラグラ揺れる(=怒り、相手を責める気持ち等)・・・
疲れているとき、体調が悪い時もバランスは崩れやすくなります。
けれど、それはしょうがないことである、とまずは受け容れることが必要だと感じます。
常に平均台の上をバランスを取って歩ける人というのは、神か聖人君子か はたまたロボットでは?
自分の感情全てをコントロール出来たら、それはもう神様ですよね。
(あの美輪明宏様でさえ、「自分をコントロールするのは難しい」と以前徹子の部屋で仰っているのをたまたまテレビをつけたときに観た覚えがあります。)
自分の感情全てコントロールすることは難しいと知ったうえで何が大事なのか?
自分を責めるのではなく、だめだめな自分を受け容れたうえで
「穏やかでありたい」と努力し続けることは、やはり大事なのではないかと思います。
【 編集後記 】
昨日はお風呂の中で次女が大荒れ。(理由は・・・文章で書くと、とってもしょうもないことなので書けませんが(笑))
私の怒りも爆発しそうになったので、「6秒ルール」で何度も深呼吸を行い、叫びだしたい声をお風呂の中でブクブクと吐き出したら、スッキリ!
お風呂から上がったら、ケロッとしている次女相手に普通に対応している私。
あれ?アンガーマネジメントできてるのかな?