意識して思考をストップする
ブログをリセット再開して2日目。
「いまに在るを目指す」と変更したからには、「いまに在る」ことについて書いてみたいと思います。
私にとって「いまに在る」とは、
「いまこの瞬間だけに意識を集中して生きる」ということです。
そのために、
・いまやっていることに全力投球する(魂を込める)
・丁寧に生きる
・いま自分がやっていることを楽しむ(それがどんな些細なことでも)
・いま考える必要のない余計な思考をストップさせる
・自分が過去や未来にトリップしていることに気づく(そしていまに戻る)
・普段は意識しない、自分がいま生きているという感覚を自覚する
ということを自分で意識的に行っています。
わたしたちは普段、何も考えていない状態であることの方が珍しいのではないでしょうか?
その頭の中の声、つまり思考を意識してストップさせることで、私自身は以前より焦る気持ちが減り、自分を客観視する感覚ができたように思います。
もちろん、物心ついてからずっと思考が勝手に暴走する状況を当たり前に思っていたので、一朝一夕に「いまに在る」状況をキープすることは難しいですが、以前より心が楽になっているのは確かです。
足元だけ見ていれば山登りはきつくない
いつも私に「気づき」をくれる話をしてくださる美容室のスタイリストさんがいます。
その方から、また良い話を伺いました。
「山登りをするときに、自分の足元だけ見て登っていると、あっという間に山頂に着き、全然きつくなかった」
というのです。
試しに、自転車で坂道を上るときに、いつもは坂の上に目を向けるところを、ただひたすら漕ぎ出す一歩だけをみつめて自転車を漕いでみると、あら不思議!
いつもなら、「もう無理!」と思って諦める坂道をいつの間にか登り切っていました。
これが、「いま」だけに集中する、ということではないでしょうか?
坂の上(未来)ばかりを見ていると、自分で勝手に
「私にはあの坂はきつくて登れない」という限界を作って諦めてしまいます。
けれど、先(未来)のことを考えず、ただ「いま」だけに集中していると、余計なネガティブ思考も湧かないので、自分で無意識に作っていた限界を軽々と突破してしまうのです。
「いまに在る」
そう、これが「いまに在る」感覚だと気づいたとき、「いま」だけに集中する威力と効果を実感したのです。
もし、山登りや自転車で坂道を上る機会があったら是非お試しください。
きっと、私の言っている「目の前の一歩=いま」だけに集中する威力と、「限界を作っていたのは自分なんだ」という感覚が実感できると思います。
(なお、足元だけ見ている、と言っても、車や人などの景色はちゃんと視界には入ってきますが、もし、試されるなら、十分ご注意くださいね。)
【 編集後記 】
今日買い物で「2,139円です。」と言われて支払うと、ちょうど小銭が139円入っていて、小銭入れが空になりました!
そんな些細な偶然って嬉しいですね(笑)