歯みがき後のうがい、それで良かったんだ!
子どもは何も知らないから、親が色々教えなくては・・・と思いますが、たまに 子どもから教わることもあるな、と感じます。
最近教わったことは、歯みがき後のうがい。
次女は歯みがきの後のうがいをする際、申し訳程度の水を口に入れてペッと吐き出すだけ。
それでは歯みがき粉が口の中に残って気持ち悪いのでは?と常々思っておりました。
ところが、その私の考え方の方が誤りであったことに最近気づきました!
次女が幼稚園からもらってきた「歯みがき・ワンポイントアドバイス」のプリントを読むと、次のように紹介されておりました。
※ フッ化物入り歯みがき剤の上手な使い方 ※
① 年齢に応じた量の歯磨き剤をつけます。
ぶくぶくうがいが出来ない間 子ども用歯ブラシの1/3
うがいが出来るようになったら 子ども用歯ブラシの2/3
大人の方 歯ブラシに2㎝程度
② 歯みがき剤を歯の面、全体に広げます
➂ 2~3分間泡立ちを保つように磨きます
④ 歯みがき剤を吐き出します
⑤ 10~15ml(おおさじ1杯くらい)の水を口に含みます
⑥ 5秒間程度ブクブクうがいを1回だけします
⑦ 1~2時間は飲食とらないようにしましょう!
つまり、少量の水で1回だけうがいをしていた次女のやり方の方がフッ素入りの歯みがき粉を使った後には効果的ということ!
40年以上生きてきて はじめて知りました・・・
子どもから正しい歯みがき後のうがいの仕方を教わった次第です(笑)
「これで鼻血28回目」は客観的な目?
幼稚園の頃から鼻血を頻繁に出す長女。
あまりにも大量の鼻血に、幼稚園や小学校から(念のためにと)電話がかかってきたり、
寝ている間に鼻血が出ていて、布団の洗濯をすることは数知れず・・・
その長女が「これで鼻血が出たの28回目」
と毎回、回数を覚えているのです!
鼻血以外にも、姉妹喧嘩をしている最中に
「○○ちゃん(=次女のこと)、たたいたの6回目よ!」と冷静に回数を数えていたり、
「今日で給食時間内に給食食べれたの12回目!」と報告してきたり・・・
これは私にはない「客観的な目」があるということか?
他のお子さんは存じ上げませんが、私自身はそんな風に色んな物事について、
数を数えて覚えておく、という発想は子どもの頃も大人になってからもありません。
例えわが子でも、発想や考え方の全く異なる他人であることを認識させられ、
人間って「面白い」&「そんな風な捉え方もあるのか」と教わることもあるなと思います。
イクラちゃん、素敵かも・・・
今朝の朝食にはオクラの和え物を出していました。
長女は大好物なのですが、次女はひと言
「これ、おいしくない。」
私は母が厳しかったため、食事に関しては「出されたものは、好きでも嫌いでも残さず食べる。「食べ物を嫌い」という言葉は言わない」のが当たり前。
次女のこの一言は聞き捨てなりません。
以前、トマト嫌いな男性が いかに自分がトマトを嫌いか、ということを滔々と語りだしたことがあり、「この人とは絶対に親しくなれない」と感じたことがあります。
(大人なら、苦手な食べ物があればさりげなく残せばよく、「食べ物を嫌い」ということは人前で言う必要はないと思います。)
例え4歳の子どもでも、食べ物に対して文句を言ってはいけません。
「「おいしくない」という言葉は使ってはいけない」こと、「ご飯を作ったお母さんは、「おいしくない」と言われると とても悲しい気持ちになる」ということを次女に話して聞かせました。
けれど、彼女、目を合わせようとしないんです。
「目を見なさい」と言うと、
その目は『だって、おいしくないものは、おいしくないんだもの』と語っています。(苦笑)
親に叱られたらすぐに「ごめんなさい(です)」というタラちゃんタイプだった私にとって、
「バブー!」と反論してくるイクラちゃんタイプの次女の反応は、良い悪いは別として、ちょっとうらやましい&素敵?かも・・・(人間は自分にないモノに惹かれるのでしょうか?)
人に何を言われようと、自分の意見を曲げないということですから。
4歳であってもその意志の強さは、子どもとしては手ごわい反面、人間としては面白いかもしれないなと、心の中で次女の態度を認めている私がいるのでした。
(ドラマや漫画の世界でも、人の言いなりになる人間より、ちょっとアクのあるキャラクターの方が面白くて魅力的な場合が多いですからね)
見習う、というと語弊がありますが、私もいつもいつも「いい子」でいる必要はないよな・・・なんぞと思ったのでした。
ということで、子育てをしながら ちょっと面白い、教わったなと思ったことを書き連ねてみました。
結論、子育ては予想できないことが色々あることが面白く、日々発見&学びです!
【 編集後記 】
「分かった」も「ごめんなさい」も口にしなかった次女ですが、私が席を外している間にお皿は空になっており、オクラは完食していました(笑)
(一応、母親の言うことは伝わっていたようです。)