ママ税理士の研修事情

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 育児専念中は「免除申請」

税理士には年間36時間研修義務があります。

補助税理士としての勤務時代は、努力義務であったため研修を受けたことは殆どありません。

勤務時間中に仕事の時間を削ってまで研修を受けるのは正直厳しい。

(所長ご自身が、研修を受けよう!という姿勢の事務所であれば別でしょうが・・・)

その後、平成27年度(平成27年4月~平成28年3月)から税理士の研修受講は義務化されました。

ちょうどその頃は、私は次女の育児休業真っ最中。

乳児の世話をしながら研修を受けることは難しいと考え、「研修受講義務の免除申請」をしました。

受講義務の免除は次のような場合に該当すれば、手続きをすることで受講が免除されます。

① 負傷又は疾病により療養している場合
② 震災、風水害、火災などの災害にあった場合
③ 税理士法第43条後段に規定する報酬のある公職に就いている場合
④ 国会議員又は地方公共団体の議会の議員である場合
⑤ 出産、育児、介護などによる場合

私は⑤の出産、育児による場合に該当したので、母子手帳のコピーを添えて免除申請書を提出、受理されました。

この免除申請書の提出期限は、免除を受けようとする事業年度終了日より3カ月以内です。

(平成28年4月1日から平成29年3月31日の事業年度の免除申請を行う場合、平成29年4月1日から6月30日まで。)

事前申請ではなく、事業年度終了後の申請となるため、ちょっと珍しいですね。

私は平成27年度と平成28年度の2回、免除申請を行いました。

出産・育児で研修受講が難しい方は、免除申請を検討されてみてはいかがでしょうか?

 支部研修・支部例会への参加でもOK

昨年、開業準備を始めてから研修を真面目に(?)受けています。

とはいえ、支部研修・支部例会への参加でも1回3時間の受講単位となるため、

年9回の支部研修・支部例会 × 3時間 = 27時間

36時間達成は開業している身であれば、結構簡単にクリアします。

昨年は9月から研修受講を開始しましたが、3月までの7カ月で48時間受講していました。

ひとり税理士としてから開業後は、誰にも気兼ねなく、自分が受講したい研修があれば受講しています。

勤務のままでは、この自由度はなかったのではないか?と思えば、開業のメリットはこんなところにもありますよ。

 家事をしながら

ただし、研修会場に出向き、多い時では6時間(昼食時間も含めて)の研修を受けるのは、子どものお迎えの時間等を考えると時間的に厳しいことも・・・

そういう時には「マルチメディア研修」がおすすめです。

日本税理士会連合会のホームページから「研修ホームページ」にログインすれば、税理士の方ならいつでも好きな時に研修を閲覧できます。(税理士専用のパスワードが必要)

日本税理士会連合会のマルチメディア研修なら無料で観れるのが嬉しい!

(有料の研修もありますので)

以前は、パソコンでマルチメディア研修を観ながら、iPadで研修資料を確認する方法で見ていましたが、その為の時間を確保する必要が生じ、敷居が高く続きませんでした。

(大体3時間はありますから)

今は、「タブレット/スマートフォン対応」の研修を選んで、台所で家事をしながらiPadで手軽に研修受講しています。(細切れに、2日間くらいかかりますが)

研修資料が手元になくても、画面で資料は表示されますから資料がないと理解できない、ということはありません。

それに、本でも100%理解することは不可能。

その中の何割かでも頭に残ればいいと考えれば、マルチメディア研修でも1つでも2つでも心にひっかりができれば良し、と思います。

そもそもなぜ研修を受講しているのか?と言えば、36時間の受講義務を達成するためではなく、自分の税理士としての知識を増やしてお客様に貢献するため。

私の「ママ税理士としての研修事情」が今、出産・育児期間中のお母さん税理士の方の参考になれば幸いです。

【 編集後記 】

出産・育児期間中の研修受講の免除はあるのですが、会費の免除はありません。

ここのところ、ご配慮頂けると有難いですねぇ!

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