今日のお仕事はゼッケンを縫い付けること
子どもが幼稚園に入ると名札を縫い付けたり、裁縫をする機会が増えます。
けれど、正直私は裁縫は苦手で好きではありません。
というのも、私の母が裁縫が得意なため、何かあれば母に頼める!という甘えがあるせい。
昨日は長女の体操服にゼッケンを縫い付ける仕事があったのですが、ゼッケン2枚を手縫いで体操服に縫い付ける作業は時間がかかりそうで、めんどう。
母にミシンでチャーッと縫ってもらおうか?と企んでおりました。
ところが、昨日は母の日。
せっかく休んでいる母の手を煩わすのは申し訳ない。
そこで、ふと 考えがよぎりました。
「自分でやってみようか?
やるなら 楽しもう。
まず、苦手という思い込みを捨ててみたらどうだろう?」
ということで、「今日のお仕事はゼッケンを縫い付けること!」
「縫物得意な私」を演じてみる
今回の戦略は「縫物得意な私」を演じてみる、という実験。
イメージの中で「私は縫物が好きで得意!ゼッケンを縫い付けたくてしょうがない!」
と思い込むことからスタート。
縫物が得意なのだから、いかに効率的にやるかも楽しもう。
「下手な人ほど糸を長くとる」
という母の声が頭の中に聞こえ、糸は片腕の長さぐらいで切ってスタート。
(以前、一本の糸で全部縫い切ろうと長く糸を取ったら、却って糸が絡まって時間がかかったことを思い出したのです。)
母だったら、最初にきちんと待ち針を打つと思い、初動の動作は丁寧に。
不思議と「自分は得意なんだ」と思い込むと、無駄な動きもなくスイスイと進みます。
急がば回れで、ひと針ひと針丁寧に縫っていると、その集中する時間が心地よくさえ感じてきました。
途中、「ママ、トイレ!」「ママ、何やってるの?」という次女の妨害(?)に全て応えても、正味1時間ほどしかかからず完成!
「縫物が得意な私を演じる」実験は成功。
「苦手」というのは、自分の勝手な思い込みで、考え方次第で同じ作業も楽しくなるのだということを体験できたのでした。
出来たら嬉しい!やってみたい!が始まり
この実験は今、開業当初で色々なことにチャレンジしたいと思っている私には大きな意義があります。
今までの自分は、「できない」という思いからスタートすることが多く、チャレンジする前から逃げていました。
税理士開業を決断できなかったのも、「できない」という思い込みからだと思います。
けれど、今から私がやろうと思っている仕事は、今まで自分が体験したことのないこともたくさんあります。
まず、「これが出来たら嬉しい!やってみたい!」という思いを高め、
「私ならやれる!出来る自分を演じる!」という方向に変えることで、出来ないと思い込んでいたことも出来るようになれば、こんなに楽しいことはありません。
「出来たら嬉しい!やってみたい!」は自分が「チェンジ」する「チャンス」です。
【 編集後記 】
そういえば、ブログを始めることも、最初は「全然分からないから無理!」と思い込んでいました。
「やってみたい!」という思いが実現した成功例だな、と再認識したのでした。