20代、30代はカフェで
長谷部誠さんの『心を整える。』という本のタイトルが気に入って、自分が「書く時間」を「心を整える」時間と言っています。
社会人になってから、それとは知らずに続けてきたのがカフェでノートに自分の思いを書く習慣。
税理士資格を取ったにもかかわらず、税理士としてやっていきたい気持ちになれずに悩んでいたとき、子どもがなかなか授からずに悩んでいたとき、カフェで一人ノートに自分の思いを書き、「なぜ?」「どうして?」と「もう一人の自分」とノートの上で対話することで、ペンを持つ手が止まって、もう書くことがなくなったなと感じたときには、気持ちもスッキリ。
その快感というかスッキリ感を味わいたくて、悩んだ時にはカフェでノートを広げていました。書くことは自分で自分を癒す行為だったのです。
ただし、これがなぜか家ではなかなか書く気にならないのです。
家に帰るとテレビや他の誘惑物があるせいで、自分の悩みさえうやむやにしてしまっていたのでしょうね。
出産後は始業前の15分で
第一子出産後は1年で仕事に復帰したため、仕事と子育ての両立のために慌ただしい時間を過ごす中、就業前の15分、その日の気分で入ったカフェでノートを広げることがその時の私の至福タイムでした。
その当時は、ノートに本で読んで心を動かされた文章などを書き留めていたので、そのノートを毎朝開いて見ては、自分をポジティブな心に持って行ったり、嬉しかったこと、自分の望む将来の夢や単純に欲しいものをノートに書いては何度も見返していました。
思えば、この何度も繰り返し見る習慣で、良いと思う考え方を自分のものにするという習慣がついたと思います。
今は朝の25分で
そして今は毎朝4時~4時半に起きて、30分弱で身支度を整えた後、最初の25分の朝勉タイムを「心を整える」時間に使っています。
今日のお仕事は?と思いつくTaskを書き出す
昨日良かったことを3つ書き出し、それに対する感想を書き出す
Togglで昨日の時間の使い方を確認する
Evernoteで今月の目標とルーティンタスクをチェックする
そして最後に残った10分前後の時間でノートにその日の「お題」(○○についてモヤモヤする!とか、○○を買うべき?など、その時思っていること)を書いて、「なぜ?」「どうしたら?」「過去に同じようなことは?」「類似することは?」「結論、どう思う、どうする」ということを書き出すとちょうど25分。(『あなたを天才にするスマートノート』岡田斗司夫著より身についた習慣)
この朝の「心を整える」時間があるおかげで、ただ流されているのではない「自分の時間を過ごしている」充実感を感じています。
今の私が昔の私にちょっと誇れる「美しい」習慣です。
【 編集後記 】
写真はKING JIMのノートカバー。こちらも岡田斗司夫さんが本の中で紹介されていたものですが、本で書かれているとおり使いやすくて、手放せません。