「人生案内」の相談を見て考える
読売新聞の「人生案内」という相談コーナーで、子育てに悩む40代の主婦の方の記事を読みました。
食事はできるだけ手作りし、学校から帰宅した子供の話を聞き、過保護にならないようにと家の手伝いをさせ、責任をもって子育てをしてこられたそうです。
ところが、周囲から過保護だと言われ、中学生のお子さんから
「専業主婦のくせに。全部やって当たり前。子供にやらせるな」と暴言を吐かれて悩まれたとのこと。
うちはまだ小さな子供達ですが、近い将来子供からそんなことを言われたらどんなにショックなことだろうと考えさせられました。
回答者の大日向雅美さんの答えは、
「お子さんのために心を尽くしていらしたことは立派ですが、完璧な母であろうとするあまり、お子さんにも良い子像を押し付けることはなかったでしょうか。もしかしたら、その息苦しさが爆発した言葉なのかもしれません。」
というものでした。
私自身は「いつも穏やかな母親でありたい」という理想を持ちつつも、現実は言うことを聞かない子供にイライラして、育児書等ではタブーの「どうして?」「なんで?」を連呼してしまい、理想と現実のギャップをいつも感じています。
幼い我が子に自分の「~すべき」を押し付けて、無理やり言うこと聞かせているのかな?と反省することもしばしば・・・
ただ、黙って言うことを聞いている「いい子」というのは、親に威圧されているということなのかな?とも思い、こんなに私を困らせる子供たちはある意味「子供らしい」ということなのかもしれません。
ドーナツ作り
昨日の日曜日は「ドーナツを作りたい!」という長女のリクエストに応え、ドーナツ作りをしました。
元々料理は苦手な私。
ドーナツ作りも本当は面倒なのですが、子供たちの喜ぶ顔が見たくて頑張りました!
とはいえ、ホットケーキミックスを使った簡単なもの。
200グラムのホットケーキミックスと卵、牛乳、砂糖を混ぜてタネを作ってみましたが、どうみても、これだけでは少なそう・・・
あと200グラム分作ることにしました。
長女が「こうやって卵を割るんだよ」と次女に言いながら勢いよく卵を割ると、卵は見事に台の上でグシャッ!
かろうじて、黄身だけボウルに移しました。
(こんなことぐらいでイライラしてはいけない・・・)
「牛乳多めに入れて、今度はサラダ油も入れてみよう!」
と1回目と2回目で材料の分量を変えてみました。
これが却って良かったです。
1回目のドーナツはふんわり。
2回目のサラダ油を入れたドーナツはミスタードーナツのオールドファッションのようにカリカリになることを発見!
出来立てアツアツのドーナツは、どんなに美味しいお店の物とも比べ物にならないようで、大皿に盛ったドーナツはあっという間に空になってしまいました。
自分の子供の頃のことを思い出しても、母親と作ったクッキーやアップルパイは、出来立てのお菓子の美味しい香りと共に幸せな記憶です。
子供達にも幸せな記憶として残ってくれたらいいな・・・と思います。
子供たちのために「笑顔」でいることを大切にしなければならない
結局、毎日の子育てにイライラすることは仕方のないこと。
いつも穏やかでいることは無理なことだと割り切ることにしました。
子供たちにとっての良い母親とは、食事や掃除を完璧にこなす存在ではなく、太陽のように明るい笑顔で一緒に笑ったり、感動を共有できる存在ではないかなと、今は考えます。
現在、親6歳の未熟な私なのですから、感情で怒りすぎてしまったら反省して、もっと自分に余裕を持てるように自分のメンテナンスをする。
そして、毎朝みるルーティンタスクの一覧の上に
「子供たちのために「笑顔」でいることを大切にしなければならない」
と記入し、毎日見ては、思い出すを繰り返して、子供たちにとって良い母親を目指していこうと思います。
【 編集後記 】
写真の風船たちは長女が描いたものです。
(ねこ、くま、うさぎ らしい。)
あんまり可愛いので、ついパチリ!
自然に笑顔になってしまいました。