カリフラワーから教えてもらう
明けましておめでとうございます。
今年初めてのブログです。
(私にとっては)長い冬休みも終わり、今日から子ども達の始業式。
私も新たな気持ちでブログを書いていきたいと思います。
冬休み最後の日曜日、「子ども達とは十分一緒に過ごしたから、もうよかろ」と考え、久しぶりに主人に子どもを任せ、ひとりで美容室へ行ってきました(笑)
その美容室のスタイリストさんからはいつも刺激を頂きます。
前回はプチ森林浴をするきっかけとなる話を伺いました。
そして昨日の話はカリフラワーの話。
ご自宅のプランターでカリフラワーを育てられたのですが、間引きをしながら2株だけ育てたところ、最初に大きく育っていた方は結局小さな花蕾しかつけなかったのに、途中から急成長したもう一方の方は立派に育った。
なぜこんな差が出たのかプランターをひっくり返したところその原因が分かったというのです。
なぜだと思いますか?
立派に育った方のカリフラワーは、プランターの底穴を抜けて地中に根を下ろしていたのです!
「枠を超えちゃったんですね!」
と私が感心したところ、「枠を超える」話で盛り上がってしまいました。
枠=カリフラワーはプランターの土で育つもの
を超えて、実際にプランターという枠を超えて育ったカリフラワーから、人間の生き方や子どもの育て方を考えさせられました。
子どもから教えてもらう
年末年始は主人の実家に帰省することになっていたのですが、私の体調がすぐれなかったので小学2年生の長女の旅行準備は子ども自身でしてもらうことにしました。
新幹線とバスで行くので手荷物を最小限に抑えるため、子ども用リュックに入る範囲内で準備するようにとだけ言っておきました。
とはいえ、子どものすること。最終チェックはしなきゃなと思っていたところ、なんと4歳の次女の分の準備までしてくれていました!
しかも、ちゃんと必要なものは揃っています。
想定外のことに、私もラク&嬉しい。
けれど、(写真の)おもちゃを別の袋に全部入れて持っていこうとする辺りが、子どものすること(笑)
「リュックの中に入るものしか入れちゃだめ」
と言えば諦めるかと思ったのですが、子ども達は洋服を一着出して、姉妹それぞれ一個ずつの人形をリュックの中にきっちり入れてしまいました!
私の枠=こんな小さなリュックに人形は入らない
を超えて、しっかりと自分にとって必要なものを入れた子ども達・・・
私の枠=人形は旅行には必要ない
というのは、大人の決めつけであり、子どもには子どもの基準がある模様。
子どもの未知の発想が私の枠を超えたものであれば、大人の常識で潰してはいけないなと思いました。
色んな可能性を秘めた子ども達には、枠を超えたカリフラワーのようにのびのび、グングン育って欲しいと願います。
ドラマから教えてもらう
昨日は『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』のドラマを観ました。なぜかとても惹かれて・・・
ドラマの中で奥田瑛二さんが言った言葉が心に刻み込まれました。
「どっちの道に行ったらええか迷った時、ちょっとしたヒントがある。知りたいか?」
「難しい方を選ぶ、無理やと思うた方を選ぶ。まあそれがだいたい正解や」
開業をするまでの私の選択は「安全な方を選ぶ、失敗しない方を選ぶ」だったと思います。
そう考えると、この迷った時のヒントは、「難しい方を選ぶ、無理やと思う方を選ぶ」だけで
「今までの自分とは違う選択」⇒自分の枠を超えることに繋がるのではないか?と考えました。
さしずめ、その時の迷いは
このドラマを最後まで見るか or 早起きするために10時半前に寝るルールを守るか
私にとって難しい方は、ドラマを途中で観るのをやめて寝ることだったのでそちらを選択。
自分で自分の弱さをコントロール出来た気がして気分よく翌朝を迎えることが出来ました。
(ドラマはビデオに録画したので、時間を作って観るつもりです。)
新春早々、良い話を聞けました。
「カリフラワーのように枠を超える」
「選択に迷った時は難しい方を選ぶ、無理やと思う方を選ぶ」
毎日の小さな選択であっても、その先の未来が変わるかもしれません。
【 編集後記 】
実は家族のいる週末にひとりで美容院に行くことは、ちょっと罪悪感があったのですが、
「ママ、今日ははのしそうだね(=楽しそうだね)」と次女に言われ、
冬休み中は「ママ、どうして怒った顔してるの?」と言われたことを思い出しました。
(ストレス溜まってたんですね)
枠=家族と週末を一緒に過ごすべき
を外すことで、ママ自身が楽しい気持ちになれるのであればそっちの方が家族にとっても良い!ですよね。